2006年6月24日高橋靖夫北浜流一郎杉村富生先を読む、知的経済セミナー高橋靖夫 金相場は、有望。4000ドルから6000ドルに水準訂正。 STUDY & リスク管理 11月にアメリカの中間選挙がある。 金は、株とは連動しないはずが、いまは一致している。 プレイヤーが変わってきた。昨年12月にゴールドマンサックスの参入。 アメリカの世界戦略を知ること。 経常赤字が、1兆ドルを超えるともいわれるアメリカの逆転策は?金をたんまり買い込んでいる。 北浜流一郎 調整は、ちょうど▲20%で終了。 アメリカの金利動向に注視、FOMCの利上げは織り込み済み、ではいつ金利を下げる時期が 来るのかが、ターニングポイント。 株の 3直、 見直し、考え直し、やり直し を忠実に、 逃げるが勝ち しょっちゅうリセットすればよい。 シンプルに考え、下げたら売る。 株は買ったら努力をしようがない、いかに逃げるか。 ETF投資を奨める。 下げたら買い。 七転八起の相場へと。 お宝推奨銘柄 8604 野村 6481 THK 6877 OBARA 杉村富生 現状認識とリスクマネジメントをしっかり。 アメリカのGDPの7%とも言える、赤字。 上げ理由、下げ理由はあとからついてくる。 下がるから下がるのだ。 見極め。 1、SQ値 1月 16535 2月 16525 3月 16001 4月 17389 5月 16580 6月 14454 の値の上下で判断。 2、3市場売買代金シェア (JQ+M+HC) ÷ 東証1部売買代金 に占める比率 が20%なら危ない。5%になると買い。 6/26 507億+699億+413億 ÷ 1兆8815億 8.6% 3、仮需比率 (信用買残+裁定買残-信用売残+裁定売残)÷東証一部時価総額×100 これが1.2%を超えると危ない。 お宝推奨銘柄 6973 協栄産業 4694 BML 外国人の動向についての考察 外国人は5月に月間ベースで2682億円の売り越しとなり、 6月は第1週に3754億円の売り越しを記録、その動向が注目されている。 外国人は日本株に弱気になったのか。いや、それは違う。 ひと口に外国人というが、その中味は,伝統的投資家,新興投資家,ヘッジファンド ,オイルマネー,アジア勢,黒い目(日本の資金?)~などいろいろである。 このところ大きく売ったのは主としてヘッジファンドである。 長期的な投資家はしっかり買っている。 その証拠に、売り越しとはいえ、5月の月間買い金額は25兆3731億円 (4月は19兆8536億円)と大きく拡大している。 ちなみに、2005年の年間の買い金額は153兆7624億円 (2004年は106兆2261億円)であり、月平均の買い金額は12兆8135億円である。 SUMCO(3436)は彼らが執ように買っている。 ________________________________________________________________________________ 逆行高銘柄の共通項? このところ逆行高を演じている銘柄にはいくつかの共通項がある。 たとえば、 ここ数年、業績が悪かったが、今後は急浮上が見込まれている 外国人の持ち株比率が低く、需給面が良好である チャートが底入れ、猛反騰態勢を示している~など。 銘柄的には加ト吉(2873)、住友精化(4008)、 ビー・エム・エル(4694)、協栄産業(6973)、メガネトップ(7541)、 サイゼリア(7581)、アロカ(7704)、CRCソリューションズ(9660)、カナモト(9678)、SRA(9714)、ソラン(9750)、 タキヒヨー(9982)などがそう。 ちなみに、外国人は上場企業の株式を平均23.7%保有している。 これに対し、前述の銘柄の外国人の持ち株比率は加ト吉が13.0%、 住友精化が5.7%、協栄産業が1.0%、メガネトップが0.9%、 サイゼリアが8.8%、カナモトが5.9%、SRAが7.0%、 タキヒョーが7.7%などなっている。 ルネサンスに妙味あり! ルネサンス(2378)の2000~2100円(100株取引)は中・長期的に買える。 大日本インキ化学系のスポーツクラブ運営会社である。 同社が発行株式数の51.1%を保有している。 現社長の斉藤敏一氏が社内ベンチャーとして設立した会社である。 現在、直営76、受託4、加盟1の店舗を有している。 最近は60歳以上の会員が増えているという。 1995年は全会員に占める比率が3%だったが、2005年には20%に上昇している。この背景には生活習慣病の予防など健康志向の高まりがあろう。 業績は好調に推移している。 連結1株利益は2007年3月期が80円(2006年3月期は59円)、 2008年3月期が103円と予想されている。 配当は着実に増やしており、評価できる。 すなわち、2005年3月期が年15円、2006年3月期が年20円であり、 2007年3月期は年25円、2008年3月期は年25~30円とする。 大手証券では投資判断を「強気」とし、目標株価を「3150円」に設定しているが、中・長期的にこの達成は可能と思う。 テクニカル的には売られすぎゾーンに突入! 株式市場は完全にオーバー・シュート(売られすぎ)ゾーンに突入している。 投資家は 涙ポロポロである。 日経平均株価は6月13日に瞬間、1万4045円の安値をつけている。 この水準は4月7日の高値(1万7563円)比の下落率が20%となる。 ちなみに、ブラック・マンデー(1987年10月14日~11月11日)時の下落率は21%である。 個人投資家が主体の新興市場の下落率は日経ジャスダック平均が24.3%、東証マザーズ指数が56.7%、大証ヘラクレス指数が55.4%となっている。まさに、崩壊相場だったといえる。 これは目先筋の投げによるもの。そう、需給悪に直撃されたのである。ジャスダック市場の信用取引の評価損率は6月9日に30・1%に達し、東証マザーズ市場、大証ヘラクレス市場は30%を大きく超えていたのだろう。この水準では追い証どころか、担保(委託保障金率30%)がふっ飛んでしまう。実際、建て玉を整理したら「破産状態」の顧客が続出したといわれる。 このほか、東証1部の新安値銘柄958(6月8日)、騰落レシオ54.3%(6月9日)など”異常値”が続出した。 まさしく、セリング・クライマックスである。 東京市場は完全に売られすぎゾーンに突入している。 なお、今回の暴落は「アメリカ発の世界同時株安」といわれているが、今年の高値比の 下落率はNYダウが8.0%、NASDAQが12.6%にとどまっている。 意外や意外、ここ数ヶ月の下げは東京市場の”独歩安”だったのである。 古来、野も山も皆一面に弱気ならアホーになりて買いのタネをまけ!という。 いま、まさに、そんな状況になりつつある。 好需給・好業績の協栄産業(6973)、メガネトップ(7541)、ソラン(9570)が抜群に強い。 メガネトップ、ソランは大手証券のレーティングが「強気」となっている。ただ、メガネトップの目標値は1100円であり、そろそろ利食いの準備をする場面だろう。 ジャンル別一覧
人気のクチコミテーマ
|